達人

 達人を英語にすると…

 

なんでしょうか

 

 

 

 

以前、アブダビ無差別級王者のロバート・ドライズデールと議論した際に割れた意見

 

基本こそが最強と主張する町の格闘家オヌマ

 

「ベーシックだけでは勝てない」

と主張する柔術世界王者&ADCC王者

 

 

議論している時点でおかしい二人の格差ですが、

 

基本は日本語で、ベーシックは英語

 

 

 

 

基本は英語にすると「ベーシック」になってしまいます

 

しかし、外人の主張するベーシックは「一般的で、誰でも知り得るもの」

 

日本の文化、術や道においての「基本」は意味合いが違う。より深いもの

 

の、気がする

 

 

 

 

前置きが長くなりましたが、2件の達人情報を

 

 

 

どちらも聞いた話です

 

 

 

空手を細胞から愛する先輩が32歳の頃の話

 

ケンカ拳法と名高い、マニアックな日本発祥の拳法道場の稽古に参加した際の話

 

 

 

その空手家は13歳から空手を始め、20代で有名道場の最高責任者になった人

 

 

高校時代、空手の為にと入門したキック道場で

 

入門初日からプロの王者とガチスパーをさせられたとか

 

 

「多分20回はダウンした」

 

というスパーは、10Rを越えていたとか

 

 

「こいつスゲーよ、すぐにデビューさせよう、新しい道場出して支部長やらせよう」

 

と、初日に話が進んだとか

 

 

 

その強者が、ケンカ拳法を学びに行った際、そこの先生に

 

「君は何かやってるね」

 

と、声を掛けられたそうです

 

 

はっきり言って「やっている」っていうレベルではありません

 

 

 

 

 

「はい、空手をやっています」

 

と、答えると、

 

 

「じゃあやってみようよ、好きな様にかかって来なよ」

 

と言われ、

 

まったく歯が立たずにあしらわれたとか

 

 

 

 

「達人という様なオーラではなく、目の前に猛獣が居るような怖さが有った」

 

と、言っていました

 

 

 

 

そして、

 

「君が弱いのはさ…」

 

 

と、弱い前提で話が始まり、

 

 

「弱いのは若いからだよ」と言われたそうです

 

「うちでも油が乗るのは45過ぎてからだよ」

 

 

 

その先生は50半ば

 

 

 

 

 

 

そんな話とリンクする面白い話を、以下の画像から思い出しました

お相撲さんが筋肉モンスターに向かって言ったセリフ

 

 

しびれますなぁ

 

 

 

 

 

 

数年前、アメリカ東海岸に住むオヌマの友人から連絡があり

 

「俺も柔術始めたんだ」

 

との事

 

 

 

「と言っても日本の古流でさ、○○流知ってる?」

 

 

 

知ってるよ。○○地方のだべ

 

 

 

 

なんてやり取り

 

 

 

 

 

 

 

彼の師匠は78歳の日本人

 

 

 

 

その師匠は

 

「武道は80歳で真髄に達する」

 

 

と、師匠から言われていたらしく

 

 

「あと2年で80だよ。楽しみだよ」

 

 

と、そわそわしていたんだとか

 

 

 

いい加減落ち着きましょうよ

 

と、若造に窘められていたとか

 

 

 

 

 

しかしながら、

 

戦後に単身でアメリカに乗り込み、術を広めるには実戦しかなかった筈

 

グレイシーをはじめ、多くの人が「道場破り歓迎」の広告で成功しているし

 

 

 

 

その師匠、鍛え上げたマッチョの外人を見ると

 

 

 

「また弱そうな奴が歩いてるな」

 

 

 

と、失笑しながら言うんだとか

 

 

 

 

 

 

戦後、GHQが日本を統治した時に「武道禁止令」という法が出来ました

 

物量戦法で勝利こそしたアメリカが、白兵戦での被害が甚大ではなかった事が要因

 

 

武術は暴力ではないと主張した日本側に、暴力でないなら示せと場を設けられました

 

日本側が選出した達人は、数人で掛かる米兵に対し、一切の手出しをせずに身を守り、自他共に無傷で相手を制したそうな

 

 

結果、やはり危険と「武道禁止令」が発令されました

 

 

 

そんな時代、日本を離れた武術家も少なくないでしょう

 

 

 

 

 

 

また弱そうな奴が…

 

 

 

80手前で言いたいものです

 

 

 

 

って言うか、

 

80迄元気でいられるかって話か