学校の授業の様な形態で行われるクラスレッスンです。
体重やレベルの近い人でペアを組み、基本動作から技術練習、体力トレーニング等を順々に行っていきます。
・古流柔道に近く、寝技が主体
寝技に時間制限が無い為、寝技の時間が多く、関節技、絞め技を目的にしている
・立って行う競技と比べ、体力の差が出難い
大きな人って立ち上がるのが早くない。の理論で、軽量である事がハンデになり難いのが寝技です
・決着の一本はタップ(参った・ギブアップ)
投げ技が決まっても続きます。勝敗は闘っている者同士で決める技術体系です
ブラジリアン柔術のルーツは、名前からも分かるように日本の柔術、柔道がルーツです。
医者から運動を禁止されていた病弱だったエリオ・グレイシーは、柔術の練習を見て学び、自身でも戦える技術体系を作り出しました。
梃子の応用を用いた関節技や絞め技、腕力よりも強い脚力を主体にし、非力でも戦える護身性に優れた技術が出来上がりました。
心身共に戦い向きではない方でも強くなれるのが柔術です。
大人と子供の体格差が有りながら、小さな上の子のパンチだけがヒットするのがマウントポジション。
このように、体格差が有りながらも身を守り、戦いを有利に運べるのがブラジリアン柔術です。
相手の背後を奪う事で、相手の攻めを無効化します。
相手は手も足も出ず、視界的にも不利な状況となります。
三角締めは、柔術の技術体系を表している技と言えます。
体格で劣る相手に倒されて下にさせられても、腕力を上回る脚力を使い、下の体制から絞め技を極めます。
太腿が頸動脈を抑えていますが、腕力を上回る脚力で絞めているので、防御は至難。
手から最も遠い位置にある足の先端を狙う事で、相手の防御が遅れます。
マウントポジションやバックポジションを奪えなくても仕掛ける事が出来る技であり、最も番狂わせが起きる技です。
勝つ為に、技を掛ける為に大事なのは駆け引きと精度
なのでこのような、ミーティング的な練習風景が多く見られます
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