領土問題

 近年、年々深刻になっている領土問題。北方領土、竹島、尖閣諸島である。

 

共通しているのは、全てが国際法上我が国の領土である事。

尖閣諸島のみ違うのは、尖閣は一応は実効支配しているという事。

竹島、北方領土においては、日本人が近寄る事すらも許されない状況である。

 

北方領土は、大東亜戦争の末期に、ソ連に攻め込まれ侵略された。

 

大東亜戦争という呼称は、内閣で決定された日本国内においての正式な呼称で、文字通りアジアを守る為の戦争である。

その陰には大東亜会議がある。当時のアジアのトップが集まって行われた会議である。

西欧列強に対し、アジアは結束して立ち向かおうという、激しい会議であった事を表す議事録も存在する。

 

GHQが大東亜戦争という呼称を禁止したのは、大東亜会議、大東亜戦争と調べていくと、日本の戦争が侵略戦争でなかった事が明らかになるからである。

 

アジア各地へ援軍を送った日本は、結果として自国の防衛に失敗した。

アメリカが日本を追い詰めていた頃、ソ連が日本の攻める体制に有るとアメリカは知る。

当時原爆を所有していたアメリカは、日本を原爆実験の場と決めており、ソ連が攻めて日本が敗戦する事を恐れた。

原爆実験を行えなくなるからである。

 

そこで、米ソで話し合いが行われ、北方領土への進軍と占領を認める代わりに、日本本土への攻撃をアメリカに譲れという内容であった。

結果、日本は原爆によって降伏し、北方領土を占領された。

 

ポツダム宣言よって、巧妙に無条件降伏を飲まされ、武装解除をさせられた。

そこで動いたのが、第三国である韓国だった。武力を持たない日本、竹島を攻め込み、多くの漁民を殺害して支配したのでる。

その支配は現在も続いている。

 

 

北方領土、竹島は違法占拠であり、正当な裁判で争えれば日本の勝訴となる。

拒否権がある裁判となる為、争えないのが現実。

 

国際社会では、実行支配をしている国が所有者という見方になる。

長年に渡って実効支配を許してきた日本は、所有権を拒否したという見方をされてしまう。

 

 

しかし尖閣諸島は異なる。

まぎれもない日本の領土であり、議論の余地もない。日台漁業協定が締結された事からも分かるように、他国も認める日本の領土である。

 

歴史的に見ても、尖閣諸島を巡って日本と支那の争いはない。その争いを作る為に支那は挑発行動を続けている。

もし日本が挑発に乘って攻撃をした場合、領土を巡って軍事衝突が有った事を後世に残してしまう。

その為、日本政府は無視をしているのである。ただの領海侵犯であると。

 

 

しかし、竹島を取り返すには武力が必要と言わざるを得ない。

話し合いで解決出来る相手ではなく、仮に金銭での解決となれば法外な金額を、長きに渡って支払う事となる。

竹島の海底にも資源が眠っているからである。

 

北方領土返還も現実的には難しい。

日米は同盟国であり、北方領土を返還すればロシアの喉元までアメリカが来る事になるからである。

 

しかしながら、領土とは故郷である。故郷を取られたまま取り返さない国は亡国となる。

 

私が生きているうちに朗報を聞きたい。