子供の時間軸

先日、3歳の男の子が川に落ちて亡くなるという、最悪な事故がありました。

ご冥福を祈ります。

 

お父さんが会社に車を停め、車内で動画を見せて待たせていた際に居なくなり、川へ落ちてしまった事故。

目を離したのは20分。十分に事故が起こる時間だと思います。

 

 

一か月があっと言う間に過ぎる大人と、夏休みは永遠に終わらないと感じる子供では、時間の感覚が掛け離れています。

 

自分が幼稚園頃、母に連れられて祖母の家に向かいました。田園都市線に乗り、席を確保した時「すぐ戻るからここを動かないで」と、母は路線図を見に行きました。

待っても待っても母は戻って来ない。焦った自分は席を立ち、母を探すも見つけられず、結局スマホのGPSで母を見つけ出し… 。いえ、間違えました。今もGPSは車のナビしか使えませんでした。

結局自分は電車を降りてしまい、泣きながら駅員さんに「お母さんが居ない」と伝えました。その間二駅。

 

田園都市線の二駅はかなり短いです。多分3~4分くらいでしょうか。それでも、知らない人ばかりの中で、見上げる程大きな大人ばかりの電車内ではとてつもなく長く、不安でした。走っている電車に乗り続ける事は、母からも家からもどんどん遠くなってしまうと感じ、降りてしまいました。

 

駅員さんに泣きついた自分は、幸いにも名前と電話番号が言えたので、駅員さんから家の父へ、慌てた母から家の父へ、そして「高津駅で預かってるってよ」という事で、高津合流です。

 

合流した母は「どうして動いたの、すぐ戻るって言ったでしょ」と、言いました。

きっと、今の自分からしてもちょっとの時間なんでしょう。しかし当時の園児オヌマには、とてつもなく長くて不安な時間だったんです。

 

今回の事件をニュースで知り、真っ先に思い出しました。