原爆投下を考える

 8月6日、8月9日は、アメリカによって国際法違反である原子力爆弾が投下された日です。史上最悪の虐殺と言われている蛮行で、後に被爆による影響で亡くなった方々を入れると35万人の人が亡くなりました。

 

思い出すのは、忘れられないのは小学校の頃に先生が言った言葉、そのやり取りです。

「アメリカは原爆投下をする時、京都等の歴史的に重要な建物とかがある所を避けて攻撃したんです。壊してはならない大切なものだからって」

子供たちはアメリカの気遣いに感激し、良い国という空気が充満していました。

多くの人が死んだんです。仮に配慮が有ったとしても、賞賛的に子供にしていい話ではないと思います。

 

 

この時期、戦争や原爆については色々疑問が上がり、話題になります。

学校の先生は、教科書に則った授業をする事が基本でありますから、自身の意見とは異なる見解で有っても教科書通りに教えます。その内容が、自分の祖父母、知り合いの戦争経験者から聞いた話と違い、疑問に感じる事も多々あったと思いますが、「先生のいう事を聞きなさい」と教えられている子供たちは、先生が言う事が正しいと考える事が普通だと思います。

・原爆は日本の侵略戦争を終わらせる為に落とされたというのは本当か

・そもそも本当に侵略戦争だったのか

・何年もかけて日本を戦争に引きずり込もうとしていたアメリカが戦争を終わらせたかったのか

・広島と長崎には意図的に別々のタイプの爆弾が使われたのは本当か

・それは何の為にか

 

上げればきりがない「なぜ」が生まれます。答えは色々だと思います。

自分は幼少の頃、はだしのゲンで原爆を知り、戦争の悲惨さを痛感しました。その時強く思った「戦争は起こしてはならない」という考え方は今でも変わりはないですが、余りに悪く表現されている日本兵については、自分の知る元日本兵とはかけ離れていたので疑問を持ちました。あの人たちがそんな事をするとは思えないと。

 

過去に話を聞いた時に感じたのは、同じ戦時中に生きた人々でも戦場経験者、直接空襲を受けた人達と、そうではない人達では温度差がありました。

島民の4人に1人が亡くなったという激戦地沖縄でも、戦地となった土地の人、真逆に住んで居た人も見解が異なります。

 

戦後の授業で自らの教科書を黒く塗り潰させられた「黒塗り教科書」で勉強した世代と、その数年前に教育を受けた人では、同じ会話の席でも真逆の主張をしていました。

 

今はネットで簡単に答えが探せます。自ら調べ、お爺さんやお婆さん等の話と照らし合わせて考えれば良いかと。